積累(読み)せきるい

精選版 日本国語大辞典 「積累」の意味・読み・例文・類語

せき‐るい【積累】

〘名〙 物事をつみ重ねること。累積。しゃくるい。
信長記(1622)一下「各多年忠功積累(セキルイ)せしによって、いまこの命を奉はる事、生前大幸
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「心を以て、勉強労苦するもの、古より今に至まで積累(〈注〉ツミカサナリ)して」 〔漢書‐貨殖伝〕

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普及版 字通 「積累」の読み・字形・画数・意味

【積累】せきるい

つみ重なる。漢・班彪〔王命論〕是れに由りて之れを言へば、王の祚(そ)は、必ず顯懿(けんい)の、豐功厚利、積累の業りて、然る後、じ、澤は生民に加はる。

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