穂高[町](読み)ほたか

百科事典マイペディア 「穂高[町]」の意味・わかりやすい解説

穂高[町]【ほたか】

長野県西部,南安曇(みなみあずみ)郡の旧町。主集落穂高は松本盆地の中央にあり,糸魚(いとい)川街道(千国(ちくに)街道)の宿場町として発達,大糸線が通じる。米,野菜,花卉(かき)を産し,ニジマス養殖を行う。湧水を利用したワサビの栽培も盛ん。西は常念岳,大天井岳など北アルプス山岳部で,中房(なかぶさ)温泉,穂高神社がある。2005年10月,東筑摩郡明科町,南安曇郡豊科町,三郷村堀金村と合併し市制安曇野市となる。145.42km2。3万2003人(2003)。

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