福本八幡宮(読み)ふくのもとはちまんぐう

日本歴史地名大系 「福本八幡宮」の解説

福本八幡宮
ふくのもとはちまんぐう

[現在地名]泗水町福本

南原みなみばる鎮座。祭神神功皇后・仲哀天皇・応神天皇。旧郷社。「国誌」は嘉元二年(一三〇四)日置丹後守藤原恒治が玉名たまな千田ちだ庄の聖母しようも八幡宮を勧請、明応二年(一四九三)阿佐古式部少輔源武貞の再興を伝える。「泗水町誌」によれば、菊池重朝が合志氏を西方から牽制するため、千田庄を領する一族の有力者武貞に福本の地を与えたという。特殊神事として、一〇月一八日の例祭牡丹花の獅子舞がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android