真言寺(読み)しんごんじ

日本歴史地名大系 「真言寺」の解説

真言寺
しんごんじ

[現在地名]函館市船見町

函館山北西山麓にある天台宗寺院。本尊大日大聖不動明王。「北海道志」巻一〇によると清光せいこう院と号し、文久元年(一八六一)に寛純が天神てんじん町に建立、明治六年(一八七三)だい町に移ったという。「寺院沿革誌」は箱館奉行竹内保徳が市之渡いちのわたり(現大野町)などの金山発掘を目的に、その祈願所として寛純を開山一宇を造立したのに始まるとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android