白鳥八幡宮(読み)しらとりはちまんぐう

日本歴史地名大系 「白鳥八幡宮」の解説

白鳥八幡宮
しらとりはちまんぐう

[現在地名]橘町大字日前

日前ひくま東南、海岸近くに鎮座祭神は応神天皇・仲哀天皇神功皇后で、日本武尊を配祀する。境内に妙見社・恵比須社を祀る。旧郷社。

「注進案」によれば、山城男山の石清水いわしみず八幡宮(現京都府八幡市)を勧請したに始まると伝えるが、その年代は不詳。同書に「文保元丁巳年再建之棟札より文字相分申候」とあり、それによると、永享一〇年(一四三八)、天文二〇年(一五五一)、慶長三年(一五九八)、寛永一六年(一六三九)、万治元年(一六五八)などに再建されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報