精選版 日本国語大辞典 「生類」の意味・読み・例文・類語
しょう‐るい シャウ‥【生類】
〘名〙
※観世音菩薩受記経跋‐天平六年(734)「由是仰憑三宝、帰依一乗、敬写一切経、巻軸已訖、読之者、以至誠心、上為国家、下及生類、乞索百年、祈祷万福」
※浄瑠璃・義経千本桜(1747)四「ヲヲ我迚も生類(シャウルイ)の、恩愛の節義身にせまる」 〔列子‐説符〕
② 連俳の分類用語。人倫に対して動物(うごきもの)をいう。
※連歌新式追加並新式今案等(1501)「可レ嫌二打越一物〈略〉生類に贄 依二句体一可レ為二神祇一云々」
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