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玉葱(読み)タマネギ

デジタル大辞泉 「玉葱」の意味・読み・例文・類語

たま‐ねぎ【玉×葱】

ヒガンバナ科ネギ属の野菜。高さ約50センチ。地下鱗茎りんけい球形または偏球形で、刺激性のにおいをもち、食用。葉や茎は管状。秋、白い小花が集まって球状に咲く。ペルシア原産で、明治初めに日本に渡来オニオン 夏》「貧なる父―噛んで気を鎮む/三鬼
[類語]辣韮らっきょう大蒜にんにく

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精選版 日本国語大辞典 「玉葱」の意味・読み・例文・類語

たま‐ねぎ【玉葱】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科多年草。原産地は東地中海沿岸地方とされる。古くから栽培され、日本へは明治初年に渡来し、各地で栽培されている。高さ三〇~六〇センチメートル。地中に肥大した鱗茎をもつ。鱗茎は径三~一〇センチメートルで、球形または扁球形、紫褐色で刺激性の臭いがある。葉は茎の下部に二、三本つき中空の細い管状でネギより細い。秋、葉と同形の長い花茎の頂に白または薄青色の小花を球状に集める。鱗茎と若葉を食用とする。最も普通の蔬菜(そさい)の一つ。オニオン。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「球葱(タマネギ)馬鈴薯(じゃがたらいも)等近来愈々青物市に上る」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)

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