デジタル大辞泉
「沸沸」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ふつ‐ふつ【沸沸】
〘形動タリ〙
① 物が煮えたぎるさま。
※
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初「火活して肉蹙
(ちぢ)む沸々(〈注〉フツフツ)焦々(〈注〉ちりちり)随て喰ひ随て煮る」
② 水などがわき出るさま。
※
断橋(1911)〈
岩野泡鳴〉一一「流れはふつふつと白く泡立ってゐる」 〔
山海経‐西山経〕
③ ある感情や考えがわき起こるさま。
※
若い人(1933‐37)〈
石坂洋次郎〉上「沸々と胸に浮ぶ考へ事は、どれも独立して外に飛び出す
気力を欠き」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「沸沸」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報