河原保寿(読み)かわはら ほうじゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河原保寿」の解説

河原保寿 かわはら-ほうじゅ

1714-1783 江戸時代中期の書家,画家
正徳(しょうとく)4年生まれ。はじめは大坂屋七郎兵衛といい,代々江戸の商人だったが,保寿の代になり,書籍および金石古帖を買いあつめ財産をうしなう。書を松下烏石(うせき)にまなぶ。また中国の元(げん)・明(みん)時代の画を研究し,花鳥・山水・人物画をえがいた。天明3年9月11日死去。70歳。字(あざな)は子昌。通称は大坂屋茂助。号は中台,鵲巣。姓は小河とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android