正隆寺(読み)しようりゆうじ

日本歴史地名大系 「正隆寺」の解説

正隆寺
しようりゆうじ

[現在地名]古平郡古平町大字浜町

はま町市街の南西にある。日蓮宗。法運山と号する。本尊釈迦如来。明治一五年(一八八二)日蓮宗事務所派出足立泰隆が函館実行じつぎよう寺の松尾日隆とともに巡回、古平に日蓮宗寺院を建立することを協議、同一六年六月出願、同年九月に許可を得て本堂庫裏を建てたという(寺院沿革誌)。同一七年身延山久遠くおん(現山梨県身延町)の奥院に秘蔵していた黒体の日蓮大菩薩像の下付を受けて安置

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報