釈迦如来（読み）しゃかにょらい

精選版 日本国語大辞典

しゃか‐にょらい【釈迦如来】

(釈迦牟尼の尊称) ＝しゃか（釈迦）(一)(二)

※万葉（８Ｃ後）五・八〇二序文「釈迦如来金口正説 等思_二衆生_一如_二羅睺羅_一」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しゃか‐にょらい【釈迦如来】

釈迦牟尼むにの尊称。

出典　小学館

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

釈迦如来 しゃかにょらい

?－?　仏教の開祖。
ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6-前5世紀に生まれる。29歳で出家し苦行ののち悟りをひらき,インド各地で布教して80歳で没したとされる。別称に釈迦牟尼(むに),釈尊。仏の十号のひとつ如来とは真理をさとった者の意で,仏や仏陀(ぶっだ)と同義。はじめ実在の釈迦をさしたが,入滅後,超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀,百済(くだら)(朝鮮)からその教えがつたわった。

出典　講談社