普及版 字通 「樺(漢字)」の読み・字形・画数・意味
樺
人名用漢字 14画
(旧字)
16画
[字訓] かば
[字形] 形声
声符は(華)(か)。〔玉〕に「木皮は以て燭と爲すべし」とみえる。を巻いて用いた。わが国では「かには」といい、〔万葉集〕に「櫻皮(かには)まき」という語があり、〔日辞書〕にも「櫻の樹皮」と解している。のち白樺をいう。
[訓義]
1. かば、しらかば。
2. かばいろ。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 邇波(かには)、今櫻皮に之れり。木名、皮は以てと爲すべきなり 〔立〕 カハ・カニハ・カルム 〔字鏡集〕 カハ・マツカニ・ワカツリ
[熟語]
樺巾▶・樺燭▶・樺皮▶・樺木▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報