横丁(読み)よこちよう

日本歴史地名大系 「横丁」の解説

横丁
よこちよう

[現在地名]鹿角市花輪 横丁

花輪はなわ町並の北部に位置し、文政四年(一八二一)の南部盛岡藩領内絵図に「横丁」とある。足軽・町人混在の町で東西に走る道沿いに形成され、東は組丁くみちよう丁字形に交差、西はしん町と交わり、南はふくろ町、北は川原かわら町と平行する。

横丁
よこちよう

[現在地名]大畑町大畑 横町

大畑町の東方ひがし町の中ほどから北のしん町に通ずる道に沿う。大畑町の各町のなかでも比較的新しく成立した町で、「原始謾筆風土年表」の延享四年(一七四七)の項に「横町にも昆布町東町同様と願出、此か為に東町昆布蔵敷の中より十分の二を総町へ出せり」とあり、東町とともに昆布市が立った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報