業体(読み)ギョウテイ

デジタル大辞泉 「業体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐てい〔ゲフ‐〕【業体】

営業企業状態業態ぎょうたい
おこない。所行。また、風体。ぎょうたい。
此様こんな身で此様な―で」〈一葉にごりえ

ぎょう‐たい〔ゲフ‐〕【業体】

ぎょうてい(業体)

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精選版 日本国語大辞典 「業体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐てい ゲフ‥【業体】

〘名〙
生業様子。営業の有様。また、家業職業。ごうたい。ぎょうたい。
随筆世事見聞録(1816)六「天道に背き、人道に背きたる業体にて、凡人間に非ず」
② おこない。所行。また、有様。風体。風采(ふうさい)。ごうたい。ぎょうたい。
※歌舞伎・極附幡随長兵衛(1881)大詰「元よりがさつの業体(ゲフテイ)礼儀作法も存じませねば」

ぎょう‐たい ゲフ‥【業体】

江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「業体(ゲフタイ)上多少引目(ひけめ)に考えては見ても圧制が過ぎると」

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