改訂新版 世界大百科事典 「梅花無尽蔵」の意味・わかりやすい解説
梅花無尽蔵 (ばいかむじんぞう)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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室町中期の禅僧万里集九(ばんりしゅうく)の漢詩文集。万里の庵の名を書名とする。7巻。成立年不詳。巻1~3は七言絶句を編年順に配列,巻4は頌・雑体・四言詩六言詩,巻5は頌・詩,巻6・7は雑文からなる。写本に国会図書館本などがある。異本に京大本「五山禅僧詩文集」がある。「続群書類従」「五山文学新集」所収。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…蔵主の位までのぼったが応仁の乱後に還俗して漆桶万里(しつとうばんり)と称した。乱をのがれて美濃鵜沼に退き,庵を結び〈梅花無尽蔵〉と号す。これにちなんで別称を梅庵,椿岩,梅花無尽蔵漆桶子という。…
※「梅花無尽蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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