本見塚村(読み)もとみづかむら

日本歴史地名大系 「本見塚村」の解説

本見塚村
もとみづかむら

[現在地名]香住町本見塚

土生はぶ村の北東に位置し、土生川支流茅野谷かやのだに川の流域を占める。集落は同川上流部、山の中腹の緩傾斜地に発達。豊岡から香住を経て因幡国に至る往来(但馬浜街道)が通り、峠を越えて南東坊岡ぼおか(現竹野町)本村北西に枝村の茅野がある。弘治三年(一五五七)の「但馬国にしかた日記」には「もとめつか」とあり、当地には彦兵衛殿などが住し、御寺と記される寺院もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android