香住町(読み)かすみちよう

日本歴史地名大系 「香住町」の解説

香住町
かすみちよう

面積:一三七・二〇平方キロ

郡の北西部に位置し、東から南は竹野たけの町、南は美方みかた村岡むらおか町、西は同郡浜坂はまさか町で、北は日本海に面する。三方を山に囲まれており、町域の約八五パーセントは山地である。平野は町のほぼ中央部を北流する矢田やだ川や東部を北流する佐津さづ川の下流部、西部の長谷はせ川の流域にわずかながら形成されている。海岸部を山陰本線が横断し、西部を土生はぶ川・佐津川に沿って南下した国道一七八号は無南垣むながい地内で西に折れ、海岸沿いに浜坂町に抜ける。

近世までは美含みくみ郡に属し、天保郷帳では村数三七(ただし出作地は除く)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報