有井浮風(読み)ありい ふふう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有井浮風」の解説

有井浮風 ありい-ふふう

1702-1762 江戸時代中期の俳人
元禄(げんろく)15年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)直方(のおがた)藩士志太野坡(しだ-やば)にまなぶ。病のため致仕,大坂にでて師の無名庵をまもり,医を業とする。のち各地を遊歴。没後,妻の有井諸九尼(しょきゅうに)により追善集「その行脚集」が出版された。宝暦12年5月17日死去。61歳。通称は軍治義保。別号に湖白庵,千鳥庵。編著に「誹諧(はいかい)窓之春」「朱白集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android