旭川区(読み)あさひかわく

日本歴史地名大系 「旭川区」の解説

旭川区
あさひかわく

大正三年(一九一四)から同一一年まで存続した自治体名。大正三年四月旭川町に区制を施行、旭川区が成立(法令全書)。この年、旭川五条通あさひかわごじようどおり一一丁目右に旭川信用組合(現旭川信用金庫)が開業。神楽かぐら村御料地内に神楽岡かぐらおか公園の造成予定地を借用することが認可された(旭川市史)。同四年七月豪雨で忠別ちゆうべつ川が氾濫、浸水被害を受けた。同五年五月常磐ときわ公園を開園。同年八月八条通はちじようどおり一四丁目に旭川地方裁判所が開庁。同七年八月満州駐屯中の第七師団にシベリア出兵動員令が出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android