日本団体生命保険[株](読み)にほんだんたいせいめいほけん

百科事典マイペディア 「日本団体生命保険[株]」の意味・わかりやすい解説

日本団体生命保険[株]【にほんだんたいせいめいほけん】

団体保険の草分け的存在。中堅生保。1934年団体保険の普及を目的として,全国産業団体連合会(現日経連)が日本団体生命保険を設立。1947年独禁法施行により団体保険事業の独占が禁止され,個人保険にも進出。1963年に〈企業年金保険〉を発売。全国商工会議所を地盤に団体保険市場で躍進高度経済成長とともに伸びたが1990年代に低迷をはじめ,2000年3月,フランスの大手金融グループ,アクサが買収し,アクサ保険ホールディングとなった。2004年6月アクサ保険ホールディングはアクサジャパンホールディングスに社名変更。2006年10月SBIホールディングスと共同でSBI生保設立準備株式会社(後にSBIアクサ生命保険)を設立。2011年3月SBIホールディングスとの合弁解消によりネクスティリア生命保険に改称

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