揣摩憶測(読み)シマオクソク

デジタル大辞泉 「揣摩憶測」の意味・読み・例文・類語

しま‐おくそく【×揣摩憶測/×揣摩臆測】

[名](スル)自分だけの判断物事状態他人心中などを推量すること。当て推量。
「恐らくは―に過ぎないであろう」〈谷崎春琴抄
[類語]忖度推察拝察高察賢察明察憫察びんさつ推測推量推考端倪たんげい邪推類推酌量了察推認推断推定斟酌しんしゃく憶測配慮揣摩しま察し心配り気配り心遣い気遣い推し量る酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す見越す察する感じ取る

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精選版 日本国語大辞典 「揣摩憶測」の意味・読み・例文・類語

しま‐おくそく【揣摩憶測・揣摩臆測】

  1. 〘 名詞 〙 自分の心で、人の心をおしはかること。はっきりした根拠もなく情勢をおしはかること。当て推量。
    1. [初出の実例]「反対党の紙は其に拠って直に揣摩(シマ)臆測の筆を下し」(出典:大策士(1897)〈福地桜痴〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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