察する(読み)サッスル

デジタル大辞泉 「察する」の意味・読み・例文・類語

さっ・する【察する】

[動サ変][文]さっ・す[サ変]
物事事情などをおしはかってそれと知る。推察する。「気配を―・する」「―・するところ何か隠しているだろう」
他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいやる。「苦衷を―・する」「彼の悲しみは―・するに余りある」
深く調べる。
「人物の体質を―・する学者」〈中村訳・西国立志編
[類語]忖度推察拝察高察賢察明察憫察びんさつ推測推量推考端倪たんげい邪推類推酌量了察推認推断推定斟酌しんしゃく憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく察し心配り気配り心遣い気遣い推し量る酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す見越す感じ取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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