デジタル大辞泉
「悪言」の意味・読み・例文・類語
あく‐げん【悪言】
人をあしざまにののしる言葉。悪口。あくごん。「悪言を吐く」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あく‐ごん【悪言】
〘名〙
※
今昔(1120頃か)二「
豪族を恃
(たの)むで悪言の事を出し」
② 聞くには快くないが、身には益になる
ことば。
苦言。
あく‐げん【悪言】
〘名〙
① 悪いことば。特に、人をののしることば。聞いていて不愉快なことば。
悪罵。
悪口。あくごん。〔
日葡辞書(1603‐04)〕 〔
礼記‐祭義〕
② (━する) 他を悪く言うこと。悪口を言うこと。
※足利本論語抄(16C)
泰伯第八「人々依
レ死、謂
二善言
一者あり。悪言するもあらん也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「悪言」の読み・字形・画数・意味
【悪言】あくげん
悪口。人を傷つける語。〔礼記、祭義〕壹(ひと)たび言を出だしては、敢て母をれず。是の故に、惡言口に出ださず、忿言身に反(かへ)らず。字通「悪」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報