尾竹国観(読み)おだけ こっかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾竹国観」の解説

尾竹国観 おだけ-こっかん

1880-1945 明治-昭和時代前期の日本画家。
明治13年4月21日生まれ。尾竹越堂,尾竹竹坡の弟。小堀鞆音(ともと)に師事。明治42年文展で「油断」が2等賞となり,以後おもに文展で活躍し,歴史画大作を発表した。雑誌絵本挿絵もえがいた。昭和20年5月18日死去。66歳。新潟県出身。本名亀吉。作品に「仮睡」「住吉」など。

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