小野櫟翁(読み)おの れきおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野櫟翁」の解説

小野櫟翁 おの-れきおう

1759-1816 江戸時代中期-後期歌人
宝暦9年生まれ。生家代々の豪農で,丹波亀山藩(京都府)の御用達をつとめた。西山拙斎儒学を,澄月(ちょうげつ),慈延,小沢蘆庵(ろあん)に和歌をまなんだ。同郷の歌人木下幸文(たかふみ)を援助した。文化13年7月5日死去。58歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。名は方(まさる)。字(あざな)は仲直。通称は猶吉。別号に玄暢,移山亭。歌集に「櫟翁歌集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android