好色芝紀島物語(読み)こうしょくしきしまものがたり

精選版 日本国語大辞典 「好色芝紀島物語」の意味・読み・例文・類語

こうしょくしきしまものがたり カウショク‥【好色芝紀島物語】

歌舞伎脚本。世話物。六幕。河竹黙阿彌作。明治二年(一八六九東京守田座初演。講談敷島怪談」を題材とする。吉原の遊女敷島は、女将の妲妃(だっき)お玉と若い者源四郎との情事を見たために責め殺され、亡霊となって現われ恨みをいう。お玉はその後、源四郎を殺し罪を重ねるが、ついに敷島の愛人重三郎らに討たれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「好色芝紀島物語」の解説

好色芝紀島物語
こうしょく しきしまものがたり

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
初演
明治2.3(東京・守田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報