大山白山神社(読み)おおやまはくさんじんじや

日本歴史地名大系 「大山白山神社」の解説

大山白山神社
おおやまはくさんじんじや

[現在地名]白川町水戸野 大山

標高八六二・二メートルの白山山頂に鎮座する。祭神は菊理姫命・伊弉諾尊伊弉冉尊。摂社として級長津彦命(風神)・大巳貴命(大黒天)・事代主命(恵比寿)が祀られ、また本社再建の貢献者安江基政を祀る光庵こうあん神社がある。古来白川および佐見さみ地区近郷三六ヵ村の総鎮守であった。中世以来小原おばら村の室松むろまつ寺が別当となって采配していた。野原のわら城主安江基政によって文明一二年(一四八〇)に大きな再建が行われ、また寛政一二年(一八〇〇)にも修復が行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「大山白山神社」の解説

大山白山神社

岐阜県加茂郡白川町、白山(はくさん)山頂にある神社。養老年間の創建と伝わる。祭神は菊理姫命(くくりひめのみこと)など。境内にある「大山の大スギ」は国の天然記念物指定

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