デジタル大辞泉
「多士済済」の意味・読み・例文・類語
たし‐せいせい【多士▽済▽済】
[名・形動]《「詩経」大雅・文王の「済済たる多士、文王以て寧んず」から》すぐれた人材が多く集まっていること。また、そのさま。たしさいさい。「多士済済な(の)顔ぶれ」
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たし‐せいせい【多士済済】
〘形動〙 (「済済」は多く盛んであるさま) すぐれた人が多くいるさま。たしさいさい。
※
性霊集‐六(835頃)奉為桓武皇帝講太上御書金字法花達
「四門穆々、多士済々」
※不思議な鏡(1912)〈
森鴎外〉二「多士済々
(タシセイセイ)のお役所には」 〔詩経‐大雅・文王〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
多士済済
すぐれた人が多いこと。人材が豊富であること。
[活用] ―たる。
[使用例] 多士済々のお役所には、下にも上にも、鵜の目、鷹の目、lynx(リンクス)の目がそろっているから[森鷗外*不思議な鏡|1912]
[解説] 「多士」は多くの人材。「済済」は多くて盛んな様子。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報