嘆き(読み)ナゲキ

デジタル大辞泉 「嘆き」の意味・読み・例文・類語

なげき【嘆き/×歎き】

《「長息ながいき」の音変化》
深く悲しむこと。悲しみにひたること。「―に沈む」「―のあまり病に伏す」
ある物事に対して、悲しみ憤ること。「物価高にあえぐ国民の―」
思い通りにならなくて、ため息をつくこと。嘆息
「―せば人知りぬべみ山川のたきつ心をかへてあるかも」〈・一三八三〉
切に願うこと。嘆願愁訴
「お乗り物にすがって―を申し」〈浄・反魂香
[類語]悲嘆悲しみ傷心愁嘆痛哭哀傷感傷痛嘆慨嘆嗟嘆長嘆嘆く嘆ずる嘆き明かす嘆き悲しむ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android