愁嘆(読み)シュウタン

デジタル大辞泉 「愁嘆」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐たん〔シウ‐〕【愁嘆/愁×歎】

[名](スル)
なげき悲しむこと。悲嘆。「わが身の悲運を―する」
愁嘆場」の略。
[類語]悲しみ悲嘆傷心痛哭哀傷感傷嘆き嘆く悲しむ愁えるかこたんずる痛嘆嗟嘆さたん嘆息長嘆嘆き明かす嘆き悲しむ

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精選版 日本国語大辞典 「愁嘆」の意味・読み・例文・類語

うれえ‐なげ・く うれへ‥【愁嘆】

〘自カ四〙 訴え嘆く。悲しみ嘆く。
土左(935頃)承平五年正月二〇日「ふねいださず。みなひとびとうれへなげく」
源氏(1001‐14頃)若菜下「この選びに入らぬをば恥に、うれへなげきたるすきものどもありけり」

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普及版 字通 「愁嘆」の読み・字形・画数・意味

【愁嘆】しゆうたん

悲しみなげく。

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