和歌山(読み)ワカヤマ

デジタル大辞泉 「和歌山」の意味・読み・例文・類語

わかやま【和歌山】

近畿地方南部の県。紀伊半島の南西部を占め、奈良・三重県境の間に飛び地をもつ。もとの紀伊国大部分にあたる。人口100.1万(2010)。
和歌山県北西部の市。県庁所在地紀ノ川河口部にある。もと徳川氏の城下町。古くから吉野杉集散地で、製材・木工業や化学工業が盛ん。紀三井寺きみいでら和歌浦などがある。人口36.9万(2010)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「和歌山」の意味・読み・例文・類語

わかやま【和歌山】

[一] 和歌山県北西部の地名。県庁所在地。紀ノ川下流の和歌山平野発達。紀州徳川家五五万五〇〇〇石の城下町として繁栄吉野川から流下する材木の集散地で、製材・木工業が盛ん。臨海部に重化学工業地帯がある。和歌浦・紀三井寺雑賀崎(さいかざき)など観光地が多い。明治二二年(一八八九)市制。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

ボソン

ボース統計に従う粒子。ボース粒子ともいう。スピンが整数の素粒子や複合粒子はボソンであり,光子,すべての中間子,および偶数個の核子からなる原子核などがその例である。またフォノンやプラズモンのような準粒子...

ボソンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android