和平(読み)わへい

精選版 日本国語大辞典「和平」の解説

わ‐へい【和平】

〘名〙
① (形動) 世の中や気候がやわらぎ、穏やかであること。また、そのようなさま。平。かへい。
※性霊集‐三(835頃)勅賜屏風書了即献表「隣里和平、寰区粛恭」
※日本風俗備考(1833)二〇「気候最も良好和平ならざるなり」 〔礼記‐楽記〕
② 人や国が争いをやめ、平和になること。「和平交渉」
※中右記‐康和四年(1102)一〇月一七日「又東大寺与御寺大衆去月合戦之後、互不和平之間」

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デジタル大辞泉「和平」の解説

わ‐へい【和平】

[名・形動]
人や国が争いをやめて仲直りし、平和になること。「和平の道をさぐる」「和平交渉」
世の中や気候などが穏やかであること。また、そのさま。
「湿気と炎熱の為に、気候最も良好―ならざるなり」〈日本風俗備考〉
[類語]仲直り平和和解和睦和議和戦講和休戦停戦終戦矛を収める水に流す元の鞘に収まる

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普及版 字通「和平」の解説

【和平】わへい

おだやか。

字通「和」の項目を見る

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世界大百科事典内の和平の言及

【平和】より

…だがその場合注意すべきことは,平和は文化と時代によってのみか,文化の中心と周辺によってもその意味を変えるということである。それぞれの文化で平和を意味する概念を比較研究し,重点の違いによる意味の異同を整理した石田雄によれば,古代ユダヤ教のシャーロームšālômにおける正義への積極的な志向,ギリシアのエイレネeirēnēやローマのパクスpaxにおける秩序の強調,中国・日本の和平,平和および古代インドのシャーンティśāntiにおける心的状態の重視が,それぞれ平和の重要な構成契機となっている。
[西洋と東洋における平和観の相違]
 確かにどの文化にも平和の意味には正義,豊穣,秩序,静穏,平安のイメージが多少とも共有されている。…

※「和平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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