普及版 字通 「和(漢字)」の読み・字形・画数・意味
和
常用漢字 8画
(異体字)
22画
[字訓] やわらぐ・なごむ・かなう・こたえる・したがう
[説文解字]

[金文]



[字形] 会意
禾(か)+口。禾は軍門の象。口は




















[訓義]
1. やわらぐ、講和する、友好の関係となる、むつまじい、やすらか、たのしむ、なごむ。
2. かなう、こたえる、あう、したがう。
3. 声が合う、音がととのう、味がととのう、ひとしい、おなじ、あわせる。
4. すず、和鈴。
5. ひつぎ、棺頭のところ。
6. 字はまた禾・桓に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕和 ヤハラグ・アマナフ・アヘモノ・カタル・ネヤス・ニコシ・ヤハシヌ・ヤハラカナリ・ヤハラカニ・シタガフ・カクル・トトノフ・カゾフ・ワカス・マジフ
[語系]
和・


[熟語]
和玉▶・和尚▶・和璞▶・和表▶・和璧▶・和宝▶・和門▶・和




[下接語]
安和・委和・怡和・違和・応和・温和・穏和・諧和・攪和・閑和・寛和・漢和・歓和・緩和・含和・気和・貴和・休和・共和・協和・恵和・喧和・謙和・元和・洽和・康和・



22画
(異体字)和
8画
[字訓] ととのう・あう・やわらぐ
[説文解字]

[甲骨文]

[金文]




[字形] 形声
声符は禾(か)。龠(やく)は笛。楽音のととのうことをいう。〔説文〕二下に「










[訓義]
1. ととのう、音律がととのう、あう、かなう。
2. やわらぐ。
3. 和と通用する。
[古辞書の訓]
〔字鏡〕

[語系]

[熟語]


出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報