只野文哉(読み)ただの ぶんや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「只野文哉」の解説

只野文哉 ただの-ぶんや

1907-2005 昭和-平成時代の電子技術者。
明治40年11月26日生まれ。昭和15年日立製作所に入社。のち中央研究所副所長,技師長,理事となる。国産の電子顕微鏡開発につとめ,17年HU-2型を名古屋帝大に納入した。戦後欧米への輸出にも成功した。48年科学技術と経済の会常務理事。平成17年3月15日死去。97歳。宮城県出身。工手学校(現工学院大)卒。著作に「研究開発」など。

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