取口(読み)とりくち

精選版 日本国語大辞典 「取口」の意味・読み・例文・類語

とり‐くち【取口】

〘名〙
相撲をとる手口、また、取り組む様子
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉五「取口(トリクチ)を見てゐるのだが〈略〉あしが浮いてゐるから安心だ」
収入を得る仕事。また、金銭所得。収入。みいり。
かくれんぼ(1891)〈斎藤緑雨〉「給金なり余祿なり仲々の収入(トリクチ)ありしも」

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デジタル大辞泉 「取口」の意味・読み・例文・類語

とり‐くち【取(り)口】

相撲を取る手口。相撲のとり方。「うまい取り口

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