普及版 字通 「刎(漢字)」の読み・字形・画数・意味
刎
6画
[字訓] くびきる・きる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は勿(ふつ)。〔説文新附〕四下に「剄(くびき)るなり」と訓する。〔礼記、檀弓下〕に、天子の葬に至らざる者は刎るという規定がある。自ら死することを自刎、死生を相約する友を「刎頸の交(まじ)わり」という。
[訓義]
1. くびはねる、くびきる、きる。
2. 自ら首きる。
3. さく、はなす。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕刎 ハヌ・キル・カクス 〔字鏡集〕刎 ハヌ・コロス・キル・サク・カシラキル・カクス
[熟語]
刎脚▶・刎頸▶・刎刑▶・刎死▶・刎▶
[下接語]
自刎
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報