普及版 字通 「凄(漢字)」の読み・字形・画数・意味
凄
常用漢字 10画
[字訓] さむい・すさまじい
[字形] 形声
声符は妻(さい)。〔玉〕に「きなり」とあって、寒涼の意。氷の寒冷なるをいい、淒と通用する。
[訓義]
1. さむい、つめたい。
2. 淒と通じ、すさまじい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕凄 サムシ・ヤヤ・スズシ
[語系]
凄・淒・悽tsyeiは同声。淒は〔説文〕十一上に「雨雲るなり」とあり、みな淒涼のさまをいう。凄・淒の両字通用。
[熟語]
凄哀▶・凄▶・凄異▶・凄▶・凄其▶・凄吟▶・凄苦▶・凄惨▶・凄酸▶・凄而▶・凄瑟▶・凄寂▶・凄神▶・凄凄▶・凄清▶・凄切▶・凄絶▶・凄然▶・凄楚▶・凄爽▶・凄愴▶・凄惻▶・凄単▶・凄断▶・凄▶・凄薄▶・凄▶・凄風▶・凄迷▶・凄涼▶・凄寥▶・凄凜▶・凄冷▶・凄戻▶・凄零▶・凄▶・凄▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報