凄涼(読み)せいりょう

精選版 日本国語大辞典 「凄涼」の意味・読み・例文・類語

せい‐りょう ‥リャウ【凄涼】

〘名〙 (形動ナリ・タリ) 心の中や情景などがぞっとするほどものさびしいこと。悲しいこと。また、そのさま。
菅家文草(900頃)一・九日侍宴、同賦喜晴「我皇駆人寿域、翫風光以遇凄凉
※真理一斑(1884)〈植村正久〉六「その気力茅塞して精神完結を生じ凄凉なる貪欲胸に満ち」 〔李白‐留別曹南羣官之江南詩〕

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デジタル大辞泉 「凄涼」の意味・読み・例文・類語

せい‐りょう〔‐リヤウ〕【凄涼】

[ト・タル][文][形動タリ]ぞっとするほどもの寂しいさま。また、冷ややかなさま。
「―たる夜色、人をして日中苦熱を忘れしむれば」〈竜渓経国美談

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普及版 字通 「凄涼」の読み・字形・画数・意味

【凄涼】せいりよう

凄まじい。

字通「凄」の項目を見る

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