五島藩(読み)ごとうはん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五島藩」の意味・わかりやすい解説

五島藩
ごとうはん

江戸時代肥前国松浦郡 (長崎県) の一部を領有した藩。明治維新に際し,福江藩改称藩主五島氏1万 5500石。外様,江戸城柳間詰。

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デジタル大辞泉プラス 「五島藩」の解説

五島藩

肥前国、福江(現:長崎県五島市)を拠点に、五島列島大半を領有した福江藩の別称。藩主、五島氏の名にちなむ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「五島藩」の意味・わかりやすい解説

五島藩
ごとうはん

福江藩

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藩名・旧国名がわかる事典 「五島藩」の解説

ごとうはん【五島藩】

福江藩(ふくえはん)

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世界大百科事典(旧版)内の五島藩の言及

【福江藩】より

…1万2530石。五島藩ともいう。松浦党(まつらとう)の成員であった五島列島北端の宇久氏は,南端の福江島進出を契機として海上貿易権を掌中に収め,有力な在地領主を同族化することによって五島列島の統一に成功し,1587年(天正15)豊臣秀吉の九州征伐後,本領を安堵されて近世大名となった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」