亀井宇之助(読み)かめい うのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亀井宇之助」の解説

亀井宇之助 かめい-うのすけ

1843-1927 幕末-明治時代の彫物師
天保(てんぽう)14年生まれ。侠客(きょうかく)会津小鉄子分となって各地をめぐり,実地の入墨施術によって腕をみがく。明治39年イギリス国王の名代として来日したアーサー=コンノートに請われ彫物をし,よろこばれたという。昭和2年1月8日死去。85歳。江戸出身。通称は彫宇之(ほりうの)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android