上下堤村(読み)じようげつつみむら

日本歴史地名大系 「上下堤村」の解説

上下堤村
じようげつつみむら

[現在地名]鳴瀬町上下堤

現鳴瀬町の西端に位置し、東西に展開。東端南下する鳴瀬川(現吉田川)石巻いしのまき街道が北方長根ながねを通り、東端の若計わかばりから鳴瀬川沿いに南下。松島富山とみやま観音(大仰寺、現宮城郡松島町)への道しるべ石が残る。寛永検地以前はつつみ村と称したという(安永風土記)正保郷帳では田四六貫三六一文・畑五貫二四六文で、ほかに新田一四貫六五七文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android