鳴瀬町(読み)なるせちよう

日本歴史地名大系 「鳴瀬町」の解説

鳴瀬町
なるせちよう

面積:五二・六八平方キロ

県のほぼ中央、桃生郡の西南端に位置。町域のほぼ中央を鳴瀬・吉田よしだ両川が東南流して太平洋石巻いしのまき湾に注ぐ。町域北部・中央部を旭山あさひやま丘陵・松島丘陵が占め、二河川の流域や枝状の沢に平地が開ける。河口東方と西南方に海岸平野が形成されている。南部は松島湾最大の宮戸みやと島をはじめとする島嶼群である。東は矢本やもと町、北は遠田とおだ南郷なんごう町、西は宮城郡松島町。宮戸島の西はわにふち水道を境に塩竈市域の諸島がある。町名は昭和三〇年(一九五五)の町制施行の折、鳴瀬川より採った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報