百科事典マイペディア 「三波春夫」の意味・わかりやすい解説
三波春夫【みなみはるお】
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…また,文芸浪曲への挑戦,ギターやピアノを伴奏楽器に使っての歌謡浪曲の試みなどもあった。しかし,昭和初期における寿々木米若,2代広沢虎造などのような圧倒的人気者に匹敵する演者は生まれず,歌謡曲の分野に進出して成功した三波春夫(1923‐ ),村田英雄(1929‐ )のほかに,傑出した個性をもつ人物は出ていない。現在,木村若衛,東家浦太郎,3代玉川勝太郎,二葉百合子などの努力によって失地回復のきざしは見えつつあるが,新時代にふさわしい題材の開拓,優秀な専門作家の出現,現代の広い層の聴衆に歓迎される節調の作曲など,現代浪曲への課題はきびしいものがある。…
※「三波春夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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