ヘン・せまい・きびしい(漢字)

普及版 字通 の解説


14画

(異体字)
12画

[字音] ヘン
[字訓] せまい・きびしい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(へん)。に一偏・偏小の意がある。〔説文八上に「衣小なるなり」とあり、衣服が窮屈であることをいう。

[訓義]
1. せまい、せせこましい、衣服が小さい、窮屈。
2. きびしい、気みじか、はげしい。

[古辞書の訓]
名義抄 セバシ・コキヌ・サシヤ・サミス・ヤブサシ・ツキヌ 〔字鏡集〕 ツキヌ・サシ・ツク・コキヌ・アマネシ・ヤブサシ・コロモノクビナキ・ヒロシ・サミヌ・タチマチ・セバシ・カタヌグ

[熟語]
忿
[下接語]
・剛・刺・性・貪・庸

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報