トウ(タウ)・よろこぶ・みだら(漢字)

普及版 字通 の解説


13画

[字音] トウ(タウ)
[字訓] よろこぶ・みだら

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(よう)。に滔・稻(稲)(とう)の声がある、〔説文十下に「(よろこ)ぶなり」とあり、楽しむ意。また、楽しむことがすぎて、あなどる、みだらの意となる。また韜・と通じて用いる。

[訓義]
1. よろこぶ、たのしむ。
2. みだら、あなどる。
3. すぎる。
4. 韜(とう)と通じ、つつむ。
5. (とく)と通じ、たがう。
6. は、ひさしい。

[古辞書の訓]
名義抄 スグ・フサク・カクル 〔字鏡集〕  カクル・ヨロコブ・オコル・スグ・ウタガフ・フサク

[熟語]

[下接語]
・慢

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報