トウ(タウ)(漢字)

普及版 字通 「トウ(タウ)(漢字)」の読み・字形・画数・意味


18画

[字音] トウ(タウ)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(とう)。〔説文十上に「(たうと)。北野良馬なり」、また字条に「なり」、〔爾雅、釈畜〕に「は馬なり」とみえる。〔山海経、海外北経〕に「北に獸り、其の、馬の如し。名づけてと曰ふ」とあり、野馬にしてその色は青であるという。

[古辞書の訓]
字鏡集 ヨキムマ

[熟語]


27画

[字音] トウ(タウ)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は黨(党)(とう)。〔説文新附〕三上に「直言なり」とあり、善言をいう。

[訓義]
1. ただしいことば、よいことば。
2. 字はまた(とう)に作る。

[古辞書の訓]
名義抄 カナフ/ ナカコト 〔立〕 モシ・カナフ 〔字鏡集〕 カナフ・ヨキコトバ・ナホキコトバ

[熟語]


19画

[字音] トウ(タウ)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は堂(どう)。〔説文〕十四上に「鼓の聲なり」とし、「詩に曰く、鼓をつこと其れたり」と〔詩、風、撃鼓〕の句を引く。

[訓義]
1. 鐘鼓の音、その擬声語
2. 鐺(とう)と通じ、かねさし。

[古辞書の訓]
立〕 カナワトキ 〔字鏡集〕 ツツミノコヱ

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報