テン・ふさぐ(漢字)

普及版 字通 「テン・ふさぐ(漢字)」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] テン
[字訓] ふさぐ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は眞(真)(しん)。眞に塡・(てん)の声がある。〔説文〕七下、〔広雅、釈詁三〕に「塞ぐなり」と訓し、〔玉〕に「今、塡に作る」とあって、塡と同字とする。眞は死者、その呪霊は極めて強力であるから、これを塡め、塡塞し、その霊を鎮(しづ)め、瞋(いか)りを柔らげた。穴に従うのは塡塞の意。霊屋を設けてそこに安置することを「(お)く」という。

[訓義]
1. ふさぐ、ふさぎとめる。
2. とじこめる、せまい。
3. 陳と通じ、久しい。

[古辞書の訓]
名義抄 マス・オク 〔字鏡集 フサク

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android