ソウ(サウ)・あぶら・なまぐさい(漢字)

普及版 字通 の解説


17画

[字音] ソウ(サウ)
[字訓] あぶら・なまぐさい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(そう)。〔説文四下に「豕(ぶた)の膏(あぶら)のきなり」とあり、豚や犬の膏を膏といい、その臭いを腥(せいそう)という。

[訓義]
1. あぶら、豚や犬のあぶら。
2. あぶらのにおい、なまぐさい。
3. いま、恥じる意に用いる。

[古辞書の訓]
名義抄 ナマグサシ・アサシ・アブラクサシ 〔字鏡集 アサル・アブラクサシ・ナマグサシ・ヰノアラクサキ

[熟語]

[下接語]
・山・腥・羶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報