普及版 字通 「シ(漢字)」の読み・字形・画数・意味
11画
(異体字)
15画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は此(し)。此に些少・細小の意がある。〔説文〕骨部四下にを出だし、「鳥獸の殘骨をと曰ふ。は惡(にく)むべきなり」とし、「、或いはに從ふ」という。骨を主とすれば、肉を主とすればとなる。
[訓義]
1. 肉のついた骨、鳥獣の残骨。
2. くさった肉。
3. やせる、やむ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 シシムラ
[熟語]
▶・骸▶・骼▶・腐▶
[下接語]
曝・埋
9画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は四(し)。〔説文〕二上に「四の牛なり。牛四に從ふ。四は亦聲なり」とあり、三歳の牛をという。籀文の字形は貳(弐)に従っており、〔段注〕に、それは二歳の牛であろうという。〔広雅、釈詁三〕に「很なり」とする訓がある。
[訓義]
1. 四歳の牛。また二歳の牛。
2. もとる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報