コウ(クヮウ)・かまびすしい(漢字)

普及版 字通 の解説


12画

[字音] コウ(クヮウ)
[字訓] かまびすしい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は皇(こう)。〔説文〕二上に「小兒の聲なり」とあり、うぶ声のような幼児の声をいう。〔詩、小雅斯干〕は新室(にいむろ)を祝う詩で、「乃ち男子を生む~其の泣くことたり」とは、男の子の産声擬声語である。古音はhoang-hoangである。

[訓義]
1. うぶ声、幼児のなく声。
2. やかましい、かまびすしい、先払いの声。

[古辞書の訓]
字鏡集 ナク・ヤム・カム

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android